日本王者の但馬ミツロは4戦目も初回KO勝利　ヘビー級ノンタイトル戦

1R　KO勝利を収めた但馬（左）（撮影・成瀬　徹）
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　ダブル世界戦を含むボクシングイベント「3150FIGHT　vol.4」が6日、エディオンアリーナ大阪で行われ、第8試合のヘビー級ノンタイトル8回戦では、日本同級王者で、日本ジムから初めての世界同級王者を目指す但馬ミツロ（KWORLD3）が初回1分15秒KOでスタット・カーラレック（タイ）を下し、プロ戦績を4勝（4KO）とした。ここまで4戦とも初回KO。

　「最初は少し力んだけど、相手のパンチを受けてつくり直した。このマッチメークがどうなんだというのがあるのは分かっている。けどチャンスがくれば必ずつかみ取ります」

　冒頭から豪快な左フックで場内を沸かせた。オープンブローの注意を受けた後はジャブを突きながらプレスで相手をロープへ追い込む。そこで左ボディーを効かせて左右を連打。最後は右フックでなぎ倒した。レフェリーが10カウントを終えるまでに勝利を確信し、ポストへ駆け上がった。「大阪へ引っ越して1年。（腰痛などに悩まされ）体の状態が最悪のところから昨年はリハビリで、今年からが本番。実力を上げ、自分よりフレームが大きい選手とも対戦したい」と意気込んだ。