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ミニマム級の高田勇仁が日本ユース王者の森且貴に5回TKO勝ち「最高の1勝」

[ 2022年11月8日 20:27 ]

ミニマム級8回戦 ( 2022年11月8日    後楽園ホール )

5回TKO勝ちで日本ランク入りを確実にした高田勇仁(中)
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 高田勇仁(24=ライオンズ)が日本ユース・ミニマム級王者で日本同級4位の森勝貴(22=大橋)に5回2分45秒TKO勝ちして日本ランキング入りを確実にした。高田は21戦10勝(5KO)8敗3分け。森は12戦10勝(2KO)2敗。

 序盤からスピーディーな攻防が繰り広げられたが、積極的に前へ出てボディーや右ストレートなどパワーパンチを当てた高田のペース。森も3回からボディーが入り出したが高田の手数は落ちなかった。5回、高田の左アッパーが顎にさく裂すると、森は頭から仰向けにキャンバスに倒れレフェリーが試合を即ストップ。高田はコーナーポストに駆け上がり雄叫びを上げた。

 15年プロデビューの高田は16、17、18年と3年続けて東日本新人王で敗退。昨年4、8月と日本ユース・ミニマム級王座に2度挑み、2度とも判定負けしていた。今年7月、伊佐春輔(25=川崎新田)に1回TKO勝ちしたのが3年ぶりの白星だった。

 リング上のインタビューで高田は「気持ち良かったです。大きなチャンスをもらえたので、自分でつかみ取らないとと思った。(勝利を)取れてよかった。最高の1勝と思っています」と喜びをかみしめた。コーナーのセコンドに視線を送りながら「負け続けで情けないところを見せてきたので上位ランカーを倒せてうれしいです。来年はタイトルをやりたいと思っている」と話した。

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2022年11月8日のニュース