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輪島功一氏の孫・磯谷大心 東日本新人王獲得へ闘志「アマチュアエリートを倒すところをお見せします」

[ 2022年10月6日 18:43 ]

<東日本新人王決勝戦発表会見>ウエルター級決勝で対戦する磯谷大心(左)と松野晃汰
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 プロボクシングの第79回東日本新人王決勝戦(11月3日、後楽園ホール)の発表会見は6日、東京・後楽園飯店で開かれた。新型コロナウイルス感染の流行のため、発表会見が開かれるのは3年ぶりで、12階級の決勝に進出した23選手(1人欠席)が意気込みなどを語った。

 ウエルター級の磯谷大心(21=輪島功一スポーツ)は元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏の孫。決勝では宮崎・日章学園高時代に国体優勝の実績を持つ松野晃汰(20=神奈川渥美)と対戦する。磯谷は「たたき上げがアマチュアエリートを倒すところをお見せします」と力強く宣言した。

 昨年10月にプロデビューし、ここまで4戦4勝4KO。今回は初めてアマチュアキャリアを持つ選手との対戦となる。「通過点ではあるけど、ここが今回のヤマ場になると思う」と精かんな顔をさらに引き締めた。松野については「技術がすごいし、うまさがある」と印象を語り、「そこに自分がいかに対応できるか」と勝敗のポイントを挙げた。

 先月27日に準決勝を終えたばかりで、体重調整に問題はない。今後はスパーリングで松野対策に取り組んでいく予定。磯谷は「は週2回はスパーをやりたい」と意欲的だった。

 対する松野は輪島氏について「調べて、思っていたよりも凄い人だと知った」そうで、「輪島さんの孫というのは意識していない」と断言。「勝てる練習して勝ちます」と攻略に自信を示した。

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2022年10月6日のニュース