1回KO勝ちで13連勝の赤穂亮、次戦は年内に海外の大物と 石井会長「ネリ、カシメロの二択」
プロボクシング55・8キロ契約10回戦 ( 2022年9月3日 東京・後楽園ホール )

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元東洋太平洋スーパーフライ級、元日本バンタム級王者の赤穂亮(36=横浜光)がノンタイトル戦に1回2分47秒KO勝ちした。過去1度しかKO負けがないベテランのエドリン・ダプドン(36=フィリピン)を左フックで倒し、そのままテンカウントを聞かせた。16年5月以来13連勝とした赤穂は43戦39勝(26KO)2敗2分け、マイナー団体IBOの元スーパーフライ級王者ダブドンは44戦35勝(21KO)8敗1分け。
KOを逃した4月の前戦の反省を生かし、計量後のリカバリーを今までで最も少ない3キロにとどめたという赤穂は「コンディションの持って行き方がよかった」と振り返り、「序盤は慎重にと思ったが、いいパンチが当たったので行こうと思った」とうなずいた。7月で36歳となったが、6月に井上尚弥(大橋)とバンタム級王座統一戦に臨んだ親友ノニト・ドネア(フィリピン)のスパーリング相手を務めた際、「4年前に比べて数段強くなっている」と言われて自信を持った。「凄くうれしかった。先を見据えてもっと頑張れと言われた」と話した。
横浜光ジムの石井一太郎会長は、赤穂の次戦が「年内に海外の大物」と契約寸前まで来ていると明かし、対戦相手候補をバンタム級とスーパーバンタム級の元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)と前WBO世界同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)の「二択」とした。会場は未定だが、東京も候補という。赤穂は「やりたいのはカシメロ。サウスポーは嫌なので。右だったら、いくら強くてもやります。ドネアより強いわけないでしょ」と希望を口にし、3度目の世界挑戦へ向けて「このままボクシングを続けるのか、やめて他の道へ進む方がいいのか、いい加減答えが欲しい。勝てなければスッパリやめるし、勝てば世界を本気で狙う。そういう試合が近づいてきている」と決意を語った。
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