ボクシング5戦目でタイトル初挑戦の武居が日焼けした体で計量パス「プロ30戦をぶつける」

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プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦(26日、後楽園ホール)の前日計量が25日、東京都文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、プロ5戦目でタイトル初挑戦となる元K―1王者の武居由樹(26=大橋)はリミットを100グラム下回る55・2キロでパスした。4月に獲得したベルトの初防衛戦となる王者ペテ・アポリナル(27=フィリピン)も55・2キロだった。戦績は武居が4戦全勝(4KO)、かつて井上尚弥(29=大橋)のスパーリングパートナーを務めたアポリナルが18戦16勝(10KO)2敗。
日焼けした肉体を披露した武居は「結構走り込んだので。日サロ?行ったことないです(笑い)」と説明。「夏の武居は強い」と自ら口にするだけに、真夏でもロードワークを涼しい時間帯に変えることなく「どちらかと言うと焼きたいので」と笑った。アポリナルの印象を「想像したとおり良い体もしていたし、良い表情もしていた」と語り、「結構目がいい。カウンターも以外とうまいので、そこは気をつけたい。パワーもある」と指摘した。
タイトル挑戦のタイミングについては「ボクシングの5戦と考えると早いけど、(キックボクシングの25戦も含めると)プロのリングはもう30戦目なので、タイミング的には全然問題ない。今までやってきた全部をぶつける」ときっぱり。「早いラウンドで倒したいけど、長いラウンドに行く覚悟もある。(パンチを)もらう前に倒すイメージ。いつもどおり流れを見ながら、自分が行ければ行くし、相手が結構(出て)来ればもらわずに当てて倒したい」と話した。試合へ向けては古巣のキックボクシングジム「パワー・オブ・ドリームス」と合同合宿を行ったほか、元世界3階級制覇王者・八重樫東トレーナーによる「いつもより5割増し」のトレーニングにも耐えてきた。大橋ジムの大橋秀行会長は「勝てばいろんな選択肢が広がる。世界に近づくし、明日(26日)が一番大事」と期待を寄せた。
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