IBF世界Sフェザー級王者・尾川堅一、2022年のテーマは「年内無敗」

2022年の初練習を行ったWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太（左）とIBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一
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　プロボクシングIBF世界スーパーフェザー級王者・尾川堅一（33＝帝拳）が3日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を再開した。昨年11月27日（日本時間28日）に米ニューヨークで行われた王座決定戦でアジンガ・フジレ（25＝南アフリカ）に3―0で判定勝ちして王座を獲得。2022年のスタートを世界王者として迎えた尾川は「挨拶回りとかでちょっとバタバタしてましたけど、最高の気分。子どもたちがうれしそうにしているのが一番ですね」と相好を崩した。

　次戦は未定だが、早ければ3月に国内での防衛戦の計画もある。尾川は「国内でも海外でもいい。今回アメリカでやれたので次はヨーロッパもいいかな。試合後にも言いましたけど、いろいろな国で試合をしたいと思っている」と意欲を示した。

　2022年のテーマは「年内無敗」。「当面の目標は負けないこと。負けなければチャンピオンでいられるし、負けるのは嫌いだし、統一戦とかを組んでもらえたら、統一王者になれる」と宣言。今後の練習スケジュールについては「いつも通り週6回練習を続け、試合が決まれば、そこに向けて準備する」と話した。