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村田諒太 2022年始動!“最強”五黄の寅で統一王者へ

[ 2022年1月3日 17:35 ]

2022年のテーマに「統一」を掲げたWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太
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 プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(35=帝拳)が3日、東京・神楽坂の帝拳ジムで2022年の初練習を行った。本来であれば、昨年12月29日にIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)と王座統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の海外での感染拡大を受け、政府が外国人の新規入国を原則禁止したため、延期となっている。

 その29日に21年のジムワークを打ち上げたが、30、31日もランニングを継続。元旦も走ろうとして夫人から「それってワーカホリック(仕事中毒)だね」と指摘されたため、2日間は完全休養して、この日から再始動した。

 この2年間は試合をしてできていないこともあり、村田は「走りたい気持ちってボクシングをやりたいというより、結局、恐怖心から来ているので決して“愛”ではない。自分の心の中を支配しているのは意外に恐怖心なんだなと。正月ぐらいは抜く時だなと思い休みました」と胸中を説明した。

 一方で、延期によって、より多く実戦練習の期間が延びたことはプラス材料。現在はスパーリングは休止しているが、海外から招いたパートナー2人が残留。次週にも再開することが可能で、村田自身も「12月29日にやるよりは実戦感覚が磨ける」と前向きに捉えている。

 新たな日程は決まっていないものの、今年は36年に1回やってくる“最強運勢”の「五黄の寅」の年。12日に36歳の誕生日を迎える村田は「僕も五黄の年の生まれなので、今年は良い年になると思っている」と力強かった。

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