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京之介 前日計量一発でパス 亀田家初の新人王へ「こんなところで緊張したらダメ」

[ 2019年11月2日 15:56 ]

<東日本新人王フェザー級決勝>前日計量を一発クリアした今成太希(左)と亀田京之介
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 プロボクシングの第76回東日本新人王決勝は3日、東京・後楽園ホールで行われる。2日は前日計量が行われ、フェザー級の亀田京之介(協栄)はリミットより100グラム軽い57.0キロ、対戦相手の今成太希(三迫)はリミットの57.1キロでともに一発でパスした。

 亀田3兄弟のいとこで、亀田家初の新人王獲得を目指す京之介は「ホンマの決勝は12月(の全日本)。こんなところで緊張したらダメでしょう」と余裕をみせ、「これ獲らな“口だけ”って言われるから絶対に獲りたい。MVP?獲りたいですね」と意気込んだ。昼食はホテルのバイキングで炭水化物を多めに摂取し、好きなものを少しづつ食べて体力回復をはかる。「夜は焼き肉や」と笑顔を見せた。

 対する今成はこの日の朝まで動いて、ようやく計量に間に合わせた。「最後の最後にやっちゃってトレーナーやジムの先輩に迷惑をかけてしまった」と反省。それでも無事クリアし、「ぶっ倒せたらぶっ倒したい。一番負けたくない相手」と打倒亀田を誓った。

 なお、ライト級は佐々木尽(八王子中屋)が棄権したため、計量をクリアした斎藤眞之助(石川ジム立川)が東日本新人王となった。

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2019年11月2日のニュース