王者が兄弟斬り宣言「大ぼら吹きやっつける」

調印を終え、亀田大毅（右）から握手を求められた王者デンカオセーンだが、これを無視

　３度目の防衛戦となるＷＢＡ世界フライ級王者デンカオセーン陣営が、亀田兄弟斬りをぶち上げた。元世界王者でトレーナーのカオサイ氏は「（兄の）興毅も全部ぶっ倒す。大ぼら吹きの兄弟をやっつけないと気がすまない」と気勢を上げた。

　計量では大毅がリミットちょうどの５０・８キロだったのに対し、王者は６００グラム下回る５０・２キロでパス。カオサイ氏は「日本は冬だからオーバーしたら体重は落ちない。だから万全を期した」と余裕だった。