ド軍指揮官 大谷翔平が23号&同点犠飛も接戦落とし嘆き「勝ちきれなかったのは胸に刺さるものがある」

[ 2025年6月3日 15:28 ]

ナ・リーグ   ドジャース3―4メッツ ( 2025年6月2日    ロサンゼルス )

<ドジャース・メッツ>試合前練習を見つめるドジャース・ロバーツ監督(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が2日(日本時間3日)、本拠でのメッツ戦に「1番・DH」で先発出場。3打席凡退して迎えた第4打席で今季両リーグトップタイの今季23号を放ち、本塁打は1試合2発をマークした5月30日のヤンキース戦以来3試合ぶりとなった。第5打席は1点を追う9回1死一、三塁から同点の犠飛を打ち上げ、2試合ぶりの1試合複数打点をマークした。しかし、チームは延長戦で競り負けて2連敗を喫した。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷が7回に放った1点差に迫る一発について「確かに後押しにはなったが、相手は球の質が良く球速もあった。我々はそういう投手に抑えられているように見える」と相手先発ブラックバーンに5回無失点に抑えられるなど、精彩を欠いた打線の課題を指摘した。

 また「負けは負けだ。でも、試合終盤に勝つために十分なことをしたと思ったのに、勝ちきれなかったというのは、ちょっと胸に刺さるものがある」と接戦を落としたことを嘆いた。

 延長10回に2失点して敗戦投手となった左腕スコットは、精彩を欠く速球に対し「よく打たれている。今は最悪だ。去年は速球に頼っていたけど、今年は打たれて、コースも外れているんだ」と本来のキレがないことを認めていた。

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