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悠仁さま 18歳成年にあたり「緊張」の初会見 趣味は「野菜栽培、お米作り」

[ 2025年3月4日 05:30 ]

 秋篠宮家の長男悠仁さま(18)は3日、成年に当たり、東京・赤坂御用地の赤坂東邸で人生初の記者会見に臨まれた。成年を迎えた気持ちや今後の公務について「一つ一つ丁寧に取り組み、成年皇族としての自覚を持ち、皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたい」と抱負を述べた。皇位継承順2位の立場にあり、皇位継承資格者が成年を迎えたのは1985年11月の秋篠宮さま以来約39年ぶり。

 午後2時から行われた会見。黒いスーツと臙脂(えんじ)色のネクタイに身を包んだ悠仁さまは、冒頭、記者団の「緊張されていますか?」との声かけに「はい、緊張しています」と応じ、はにかんだ笑顔を見せた。

 自身の性格について「さまざまな場面で緊張してしまう」とし、長所は「興味のあることを徹底して追求することができる」と分析。幼い頃から興味のあったトンボの観察のエピソードを挙げ「夏の休日にお昼過ぎから林の中などでトンボを観察しておりますと、気がついたら日が暮れてしまっていたということもよくありました」と明かした。一方の短所は「時としてこだわりを持ち過ぎてしまうこと」と話した。

 趣味は「野菜栽培やお米作り」とし、「野菜やお米を収穫でき、それをおいしく家族で食べることができた時はうれしく感じます」と笑顔を見せた。結婚については「理想の時期や相手についてまだ深く考えたことはありません」とし、象徴天皇については「上皇陛下がお考えになってこられ、天皇陛下が先日の記者会見でおっしゃっていましたように常に国民を思い、国民に寄り添う姿なのではないか」と天皇陛下と上皇さまの思いを引き継ぐ姿勢を示した。

 記者会見は成年の誕生日に合わせて行うのが通例。民法改正による成人年齢引き下げを受け、悠仁さまは高校卒業を前にした18歳で臨んだ。資料を持たずに周囲に目配りしながら語る姿は初々しく、爽やかに成長した姿を見せた。4月には筑波大生命環境学群生物学類に進学。「昆虫、とりわけトンボも含めて幅広く学んでいきたい」と抱負を語った。

 ≪悠仁さま 家族の素顔を紹介 秋篠宮さまは「丸くなった」≫父の秋篠宮さまについては「きちょうめんでまめな一面がある」、母の紀子さまは「アクティブな一面もある」と素顔を紹介。秋篠宮さまは以前、ご自身について「導火線が短い人間なものですから」と話されていたが、悠仁さまは「以前よりはいくぶんか丸くなったといいますか」と話した。姉の小室眞子さんと佳子さまについては「年が離れていますので、両親が国内や海外に出かけている時に一緒に遊んでくれたり、本を読んでくれたりして世話をしてくれることがありました」と明かした。

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