【競輪】引退した平原康多氏がトークショー 「ヨシタクがここまでの選手になってくれてうれしい」

[ 2025年6月1日 16:24 ]

<取手競輪場>トークショ―でファンに感謝を述べる平原康多氏
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 5月30日に選手登録を抹消され、引退した平原康多氏(42=埼玉・87期)が、75周年記念水戸黄門賞が開催されている取手競輪場でトークショーを行った。

 引退してから初めてファンの前に立った平原氏。ファンからは「ヒラハラ~、ありがとう」「コウタ~、お疲れ様!」というたくさんのねぎらいと感謝の言葉がかけられた。

 23年の選手生活を終えた現在の生活について聞かれた平原氏。「一度だけ街道練習に付き合いました。健康のためです。めちゃくちゃ楽しいですね!」と自転車好きの少年のようなきらきらした目で明かした。

 場内で金網の外からレースも観戦。「凄いなと思って見ていました。ファン目線で見せてもらっています」と現役時代の仲間やライバルたちの活躍に刺激を受けた様子だった。

 長らく関東を背負ってきた42歳。関東地区の未来について聞かれると「ヨシタク(吉田拓矢)は出てきた時から厳しいことを言ってきたので、ここまでの選手になってくれてうれしい。ヨシタクと真杉がしっかり先頭を引っ張っていってくれれば問題ないと思います」といつもの爽やかな笑顔で後輩に託した。

 最後に今後については「まだ何も決まっていない。教えるのは得意じゃないし、指導者には向いていない。今月から全国のトークショーに呼んでもらえているので、お礼を伝えられたら」。しばらくはファンに感謝の気持ちを届ける行脚となりそうだ。

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