【武雄競輪　G3大楠賞争奪戦　最終日】山田庸平にチャンス　九州4車結束で完全Vへ

完全Vで地元記念初制覇を目指す山田庸平
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　武雄競輪の開設75周年記念「G3大楠賞争奪戦」は最終日、いよいよ決勝戦を迎える。

　地元の山田庸平に大楠賞争奪戦初Vのお膳立てが整った。

　3連勝で決勝進出。九州カルテットは嘉永―山田庸―山口貴―園田で結束する。太田、坂井と別線は強力だが、復調急な嘉永ならライン4車で後手に回ることはないだろう。最終的に嘉永が風を切る流れ。山田庸が鋭く伸びて完全Vを飾るとみた。

　オール2連対で勝ち上がった太田が脅威。ワールドクラスのスピードで襲いかかってのG3初制覇も十分だ。九州勢と太田が踏み合う展開なら、俊敏に動ける坂井の一撃が怖い。

　＜1＞山田庸平　感じは3日目が一番良かった。周回中も最後も余裕があったし後ろもしっかり確認できていた。嘉永君へ。

　＜2＞坂井洋　ハイペースだったので行くタイミングは難しかったけど、7車より9車の方が得意。自力。

　＜3＞太田海也　自分のタイミングで行けた。コンディションは悪くない。ボチボチだと思う。自力。

　＜4＞杉森輝大　冷静に対応できた。セッティングが、まだいい状態にできていないけど、脚の感触は問題ない。坂井君へ。

　＜5＞嘉永泰斗　久々に1回切って、捲ってというレースができた。不安なくレースに臨めている。自力。

　＜6＞山口貴弘　ちぎれてしまったら9着なので一生懸命走った。自転車も脚も問題ない。山田庸君の後ろ。

　＜7＞高橋築　3着に届いたので脚は悪くない。クランクを元に戻して状態は日に日に良くなっている。杉森さんの後ろ。

　＜8＞園田匠　調子は関係ない。しっかり自分の役目を果たせるように。九州4番手。

　＜9＞山田久徳　相性のいいバンクだし終始、余裕があって進んでいる感じがした。初連係の太田君へ。