【福岡・スポーツ報知杯】あす開幕 永田啓二が持ち味のスピードターンでライバル封じる

[ 2025年3月2日 05:00 ]

昨年10月に続く3回目の当地制覇を狙う永田
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 ボートレース福岡の新エンジン2節目の開催となる男女混合の6日間シリーズ「スポーツ報知杯」が3日から開幕する。2月24日に閉幕した初下ろしシリーズは篠崎仁志の優勝で幕を閉じたが、今回も地元勢の層が厚い。

 初日ドリーム戦1枠に指名されたのは永田啓二。昨年は福岡を5節出場と出走機会が多く、10月のシリーズでは14年1月以来となる2度目の当地制覇を飾った。続く12月の周年記念は凡機に苦しんだものの、一般戦なら決め手は明らかに上位。持ち味のスピードターンでライバルを封じる。

 古沢光紀は昨年7月以来の当地戦と少しブランクが空いた。当地通算優勝回数は永田を上回る4回。前走地住之江で優出(6着)とリズムも悪くない。久々の純地元戦だけに気合は入っているはず。好レースを期待したい。

 地元2トップを追うのが伊東将吉、永井源、石橋道友の遠征A1勢。その中では伊藤のリズムがいい。一般戦は現在4連続優出中で、そのうち住之江でV、まるがめ、桐生で準V。海水、淡水問わずエンジンが出ているのはペラの方向性がしっかり定まっているから。新エンジンシリーズだけに、これは大きな強みになるだろう。

 女子勢では浜名湖スピードクイーンメモリアルを走り終えた川野芽唯、今井美亜、富樫麗加、西橋奈未に注目が集まる。川野はシリーズによって好不調の波が激しいが、1月芦屋オールレディースで優勝、浜名湖でも優出3着と着実に賞金を加算している。23年5月どんたく特選レース以来の優出に照準だ。男子相手でもスピード負けしない西橋も楽しみな存在。昨年4月ヴィーナス戦以来の当地戦。前回は準優フライングと不完全燃焼で終わっただけに雪辱を期しての参戦だ。

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