【ボート記者コラム 侍魂8人衆全員集合!(川淵陸郎)】村上宗太郎 帯広からの新鋭が飛躍期す

[ 2024年9月25日 04:30 ]

下関ルーキーシリーズで好走した村上宗太郎      
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 下関では9日から14日までルーキーシリーズ第13戦が行われた。北海道出身の128期、村上宗太郎(21=東京)はF2の足かせがありながら予選を4位で通過。好素性機を味方に出足の仕上がりは良かった。

 準優は2号艇で6着。「スタートをちょっと放った。その分、3号艇の原田才一郎さんに行かれてしまった」と悔しそうに振り返った。

 3日目と準優前の1号艇では逃げて人気に応えた。「負けられない気持ちはありました。師匠の福来剛さんには0台は行くな、コンマ15を目標に、と言われます」。今期が初のA2。「力がついてきている感じはないですよ。取りあえず事故を減らすのが課題。A2に上がったけど、すぐ陥落ですからね」

 父はばんえい競馬の騎手。試験は高校2年の時に受け、一発で合格した。「ボートレーサーを選んだのは父の影響は多少ありますね」。帯広からの新鋭。今後の飛躍に期待したい。

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