【平和島ボート 5日目】準優快勝の深水慎一郎 妻・広中智紗衣に「いい情報を」

[ 2024年8月21日 20:42 ]

準優勝戦10Rを捲り差しで制し、優勝戦進出一番乗りを決めた深水慎一郎
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 <平和島22日12R優勝戦>ボートレース平和島の6日間シリーズは21日、10~12Rで準優勝戦が行われた。初戦の10Rを制したのは深水慎一郎(44=東京)。3コースから鋭い捲り差しを繰り出し、優勝戦一番乗りを決めた。

 「300回に1回のマグレが出ましたね」。自身も驚く会心の勝利。しかし、これを実現できたのはプロペラに自ら手を加えたからだ。「前半レース(5R)後に行った微調整が効いた。回った後のつながりが良くなったし、これなら舟足は全体的に上位だと思う。できれば、このままの状態で優勝戦に行きたい」。仕上がりは完調の域に到達。さらに深水が導き出した正解は、22日の優勝戦だけではなく妻・広中智紗衣(43=東京)への援護射撃にもなる。

 広中は25日に開幕する平和島G3レディースカップに参戦予定。わずか数日前の調整ノウハウを知ることができるのは大きなアドバンテージだ。深水も「(広中に)いい情報を伝えられそうです」とニッコリ。だが、その前に大仕事が控えている。

 3号艇で臨む優勝戦で2018年1月8日の多摩川以来6年7カ月ぶり、通算4回目の優勝を飾ることだ。3コースから準優勝戦の再現を果たし、妻への手土産を2倍に増やす。

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