【平塚競輪 G1オールスター 5日目】さあ準決勝 10Rは五輪帰り太田海也 脇本を倒すか

[ 2024年8月17日 04:30 ]

五輪戦士の太田海也に期待が集まる
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 平塚競輪場で開催中の大阪・関西万博協賛「第67回オールスター競輪」(優勝賞金6100万円)は5日目を迎え、準決勝が行われる。9Rは16日の「シャイニングスター賞」を快勝した深谷知広に和田真久留が続く南関コンビに期待。10Rはパリ五輪出場の太田海也が脇本雄太、真杉匠に挑む。11Rは北井佑季に郡司浩平―内藤秀久が続く地元ラインが本線。

 【9R】深谷知広のスピードが上位

 スピード上位の深谷に期待した。4分戦になるが積極的に出るのは新山―佐藤―渡部の北日本勢か犬伏―松本の四国勢が有力。深谷は両ラインの動きを見極め、自分のタイミングで仕掛けて勝機。上昇犬伏も流れと仕掛け次第で侮れず<7>=<4>に注。

 <1>深谷知広 バンクコンディションが特殊だった。リカバリーしたい。自力。ここからが勝負だと思う。

 <2>浅井康太 久々の1着だが、寺崎君を残せなかったので…。感じは徐々に上がっている。自力。

 <3>新山響平 後ろに真杉君がいると分からず。悪くはないと思う。自力。

 <4>松本貴治 最後はキツかった。疲れが少しあるのでケアしたい。犬伏君へ。

 <5>和田真久留 休みも入って、自分として一番いい日程で走れている。体の状態もいい。深谷さんへ。

 <6>笠松信幸 前の選手が頑張っているだけ。余裕はないが、付いて行けているし調子はいい。浅井君へ。

 <7>犬伏湧也 自力。

 <8>渡部幸訓 思っていた体の感じとは違うので修正したい。北日本3番手。

 <9>佐藤慎太郎 最短コースを行けたのが伸びにつながった。状態はキープという感じ。新山君へ。

 【10R】真杉の逆転も十分

 二次予選も力強い走りで快勝した新鋭太田に期待した。太田が実績上位の脇本、真杉相手に自分の力を出し切って粘り込むか。位置取りもこなせる真杉の逆転も十分で<3><9>が押さえ。もちろん底力上位の脇本がねじ伏せるシーンも互角で激戦必至の一番。

 <1>守沢太志 (シャイニングスター賞は)自分が弱かっただけ。松井君へ。

 <2>南修二 窓場君が強かった。状態はいいが周りと実力差がある。技術的な部分を修正したい。脇本君。

 <3>真杉匠 余裕がなかった。叩けていないし力不足。セッティングは良くなったが微調整する。自力。

 <4>松井宏佑 自力。

 <5>太田海也 時差ボケはあるが、体の感じは日に日に良くなっているし、また良くなると思う。自力。

 <6>竹内智彦 最後は脚がいっぱい。追いついただけでも自分としてはいい方。松井君ラインの3番手。

 <7>脇本雄太 自力。

 <8>岩津裕介 自分の調子というより、後輩が頼もし過ぎるおかげ。体の張りが気になるのでケアをしたい。再度、太田君へ。

 <9>平原康多 1回バックを踏んでから真杉君には付いて行けない…。きつかったですね。再度、真杉君へ。

 【11R】北井がペースに持ち込む

 先行力抜群の北井に郡司―内藤が続く地元ラインが本線。自力型は北井、松浦、窓場で3分戦。好調窓場の動きも侮れないが踏める距離の長さは明らかに北井が上回る。北井がペースに持ち込んで郡司とのゴール前勝負。古性は窓場次第で逆転十分。

 <1>松浦悠士 打鐘のところで厳しくなった。状態は分からず。自力、自在。

 <2>郡司浩平 余裕を持てていたが、あの展開で深谷さんを抜く脚はない。話して北井さんに任せる。

 <3>古性優作 しっかりクールダウンしたい。窓場君へ。連日のレースを見て安心して任せられる。

 <4>内藤秀久 セッティングをいじって良くなっている。自分の体の感じもいい。地元3番手。

 <5>窓場千加頼 乗り方、ペダリングと普段通りのことができている。集中を切らさないように。自力。

 <6>柏野智典 きついところもなかったし。走れる状態にある。中国3番手。

 <7>荒井崇博 伊藤颯君が落車したので…。近畿勢へ。

 <8>桑原大志 イチかバチか、セッティングを大幅にいじってみる。松浦君へ。

 <9>北井佑季 ホームバンクだし、ここに向けて神奈川勢で合宿もした。自力。

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