【尼崎ボート SGグランドチャンピオン】優勝戦ただ1人のセット未交換 上條暢嵩の動向に注目

[ 2024年6月29日 20:27 ]

尼崎12R2着の上條暢嵩
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 <尼崎30日12R優勝戦>ボートレース尼崎のSG「第34回グランドチャンピオン」は10~12Rで準優勝戦が行われた。12Rで2着に入り、最後の優勝戦切符を手にしたのは上條暢嵩(30=大阪)だ。

 1周バックストレッチでは3番手グループ。しかし、2コーナーで2番手を追走する徳増秀樹に迫ると、その後も猛追して3周2コーナーでついに徳増をかわした。

 準優勝戦が行われた5日目は「ターンの立ち上がりが凄く重かった。気温(上昇)に負けている」とトーンダウンの上條。ただ、前日までの仕上がりには「出足が良かったし、トータルで見て中堅上位はある」と手応えをつかんでいる。

 5号艇で挑戦する優勝戦。上條を除く5人は全員セット(リング、ピストンリング、シリンダーケース)交換済みのエンジンとタッグを組んでいる。

 「単なる意地ですけど、ここまで来たら僕はセット交換をしないで行き切りたい。今のところは7対3で換えないつもり。でも、これでは話にならないと思ったら交換するかも。そのときはゴメンナサイ」。冗談まじりに締めくくった上條の直前情報からは目が離せない。

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