【福岡ボート　SG第69回ボートレースメモリアル】準優12R快勝の宮地元輝「ここも地元」

宮地元輝
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　＜福岡27日12R＞宮地元輝（36＝佐賀）が鮮烈な捲り差しで予選トップを撃破した。26日の準優勝戦12R。3コースからのスタートはコンマ19の6番手だったが、外3艇を止めつつ内2艇の間を突破。差し返しを狙うイン重成一人を2コーナーで突き放し、自身2度目のSG優勝戦進出を決めた。

　「スタートの質は悪かったが1コーナーはいいレースができた。2コーナーで重成さんに差されそうになったけど出足が良くなっていたので振り切れた」。25日までは調整に苦戦していたが、ようやく正解を導き出した。

　佐賀支部所属で本来のホームプールはボートレースからつだが、舞台のボートレース福岡にも熱い思いを抱く。「福岡にもう12年も住んでいる。自分にとっては大事な場所だし、ここも地元だと思っている。優勝戦はお客さんもいっぱい来てくれると思うので勝ちたい。ウイニングランをして目立ちたい」。機力だけでなく、気力も充実一途だ。

　27日の12R優勝戦は、準優勝戦と同じ3号艇。さらに、SG初制覇を達成した昨年の大村グランプリシリーズとも同じ枠番だ。2つめのSGタイトル奪取に向け、再び捲り差しを放つ。