出世街道からカミノタサハラ登場 切れ味はクラシックでも通用

[ 2013年1月29日 06:00 ]

 東京の500万(芝1800メートル)を快勝したカミノタサハラが唯一のA評価。このレースは過去2年、芝2000メートルで行われていたが11年ルルーシュ、12年フェノーメノと、2年連続で重賞ホースを出した出世レース。今年も素質馬がそろったが、勝ち馬は後方待機から上がり3F33秒1の切れ味で差し切った。これでデビューから3戦連続で上がり最速をマーク。父ディープインパクト譲りの切れ味はクラシックの舞台でも通用しそうだ。

 新馬組もディープ産駒ロジプリンセスに注目。牝馬ながら牡馬相手に好位から楽に抜け出し、2馬身半差の快勝。1つ上の全兄ダノンジェラートはセントライト記念3着から菊花賞(7着)に出走。血統的にもまだまだ奥がありそう。

 京都の梅花賞を勝ったレッドルーラーは着差(首)以上に強い内容。競り合いになれば絶対に抜かせないという勝負根性を秘めている。折り合いに不安はなく長距離適性も十分だ。

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2013年1月29日のニュース