オルフェ、春の盾出る!? ゴールドとのステイ産駒頂上決戦も

[ 2013年1月29日 06:00 ]

最優秀4歳以上牡馬の表彰を受けた池江師(左)、池添(右)らオルフェーヴル陣営

JRA賞授賞式

 5冠馬オルフェーヴル(牡5=池江)が天皇賞・春(4月28日、京都)に出走する可能性が出てきた。昨年2着の凱旋門賞に再挑戦する今年は大阪杯(3月31日、阪神)から始動。その後は昨年11着と大敗した天皇賞・春は使わず宝塚記念(6月23日、阪神)に向かうことが有力視されていたが、サンデーレーシング・吉田俊介代表(38)は28日に都内で行われた12年度JRA賞授賞式の会場で「大阪杯の内容にもよるし、池江師と相談してからになるが、(出走の可能性は)半々くらいになると思う」と話した。一方で、凱旋門賞挑戦時の鞍上については「池添騎手が春に欧州で修行する話は本人から直接聞いたが、まだ何とも言えない」と話すにとどめた。宝塚記念までは池添騎乗で決定している。

 天皇賞・春には最優秀3歳牡馬のゴールドシップ(牡4=須貝)も出走予定。オルフェ参戦の可能性ありと聞いた須貝師は「競馬が盛り上がるね。こちらは胸を借りる立場だが、非常に楽しみ」と語った。父ステイゴールド、母の父メジロマックイーンで共通する強豪2頭の初対戦が実現すれば、今年の天皇賞・春は大きな注目を集めることになる。

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2013年1月29日のニュース