夏木マリ 19歳での歌手デビュー 抱いていた違和感「これ、絶対売れない」と確信してしまったワケ

[ 2023年6月3日 10:42 ]

夏木マリ
Photo By スポニチ

 女優で歌手の夏木マリ(71)が2日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。歌手デビュー当時に抱いていた違和感をぶっちゃた。

 唯一無二の存在感を放つ女優として活躍する夏木だが、芸歴のスタートは歌手。夏木は「夏木マリになる前に本名(中島淳子)で2枚出してるんですよ。それが私のスタートなんですけど」と19歳の手デビュー当時について言及。デビュー曲の「小さな恋」のジャケットが披露されると「やだ~なんでこんなの見つけたですか」と照れ笑いを浮かべつつ、「これ、絶対売れない」と自虐的にツッコんだ。

 夏木は「だって、曲は歌謡曲みたいなんだけど、ビジュアルは花嫁。コンセプトがバラバラ」とバッサリ。「おとなしい子だったから(言えなかった)。おかしいなとは思ってたんだけど」と当時の違和感を明かし、「案の定、売れなかったです」と苦笑。「私、バンドのフロントでジャニスジョプリンみたいな、野外フェスで歌うようなアーティストになりたかったんです」と当時、理想としていたアーティストについて明かし、「なんだけど、この時から歌謡曲で、夏木マリになってからも歌謡曲で」とイメージが違ったとボヤいた。

 21歳の時に、夏木マリ名義で「絹の靴下」で再デビューを果たした夏木。同曲はオリコン年間売り上げ73位のスマッシュヒットとなるが、「阿久悠さんのプロデュースだったんですけど、その頃に流行っていた、チャーリーズエンジェルのファラ・フォーセットにして、顔はソフィア・ローレンにしたいって。ヨーロッパとアメリカでぐちゃぐちゃ。これも怪しかった」と本音をもらした。

続きを表示

2023年6月3日のニュース