夏樹陽子 昨年右手首を骨折していた 手術前日のコンサートは「工夫して」出演 1カ月後にはドラマで登山

[ 2022年10月3日 14:59 ]

夏樹陽子(2014年撮影)
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 女優の夏樹陽子(69)が3日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。昨年手首を骨折していたことを明かした。

 ファッションモデルから女優に転身して45年、24日には70歳を迎えるが、スリーサイズは当時のままだという夏樹。司会の黒柳徹子が「去年あなた右手首を骨折なさったんですって」と切り出すと、「はい」と語った。

 「で、“どうして?”って言われるとちょっと恥ずかしいんですけれども」としながら、ウナギを買おうとスーパーに寄ったところ、「駐車場で(車を)止めました、で後ろからお買い物の袋を取りました、そしたらもう暗いので、後ろのタイヤ止め、あれで足ひっかけて」と説明。「すっ飛んじゃったんです。バターンって倒れて、打って、あ痛と思って、大丈夫だ、命はあるって起きようとしたら、右手がない感覚だったんです。えって思って見たら、ブランってなってたんですよ」と続けた。

 「折れて、横に思い切りずれてたんですね。完全に折れてるわと思って。痛いのを通り越すとしびれてるんですね。そのままもうタクシー乗って救急(病院)ですよ。ウナギどころの騒ぎじゃなかった」と夏樹。4日後に手術が決まったものの、前日にはコンサートが控えており、「マイクはいつも右で持つから持てないけど、左で持てばいいや。これ(患部)は何とか隠す方法はないかなと思って。いろいろ工夫して、ショールがあったので、これを肩から止めてこうしちゃえば分かんないわと」と隠して開催したという。

 「で、このまま出て。普通に歌って。どなたも気が付かなった」とコンサートは無事終了したという。「で、次の日に手術したんです。ちょうど1年です。ここにプレートが入ってるんです。もう取らないでおこうかなと思ってるんですけどね」と話すと、黒柳は「相当ひどい折れ方だったのね」。夏樹は「だったんですね。とう骨骨折っていうんです。リハビリに時間はかかりましたし」とも語った。

 夏樹は手術の1カ月後にはドラマの撮影で登山をしなければならなかったとし、「鹿島槍ヶ岳って言って、100名山の一つで。2889メートル、凄いところに登りました」と回顧。「ストックをついて登らなきゃいけないんですけれども、結構負担が来るんです。一応サポーターしてましたけれども、手袋でほとんど分かんないんでどなたも気付かないんですけど」と話し、「3時ぐらかな、出発して頂上まで行って、朝日を拝んで、撮影するんですけど。なかなかこういうことでもないと行けないので、いい経験させていただきました」と笑顔で話した。

 登る際には「1人でも事故があるともう撮影自体が中止になるし、皆さんに迷惑かけるので一歩一歩気を付けながら」としたものの「感動でしたね」と夏樹。医師の許可は得ていたというものの、手首の心配もあったかと聞かれると、「ちょっと降りて痛かったですね。冷やして。すぐにマッサージしたりとか。ケアしました」。黒柳が「やっぱり気を付けないとね。いろんなことありますもんね」と語ると、「気を付けます」と語った。

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2022年10月3日のニュース