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絶対王者・金子晃大 初回にまさかのダウン、連勝も12でストップ 池田幸司に判定負け

[ 2025年5月31日 19:58 ]

K-1ワールドGPスーパー・バンタム級王者の金子は池田に敗れ連勝が12で止まった
Photo By スポニチ

 立ち技格闘技「K-1」は31日、横浜BUNTAIで「K-1 BEYOND」を行った。

 K―1ワールドGPスーパーバンタム級王者の金子晃大(28=K-1ジム自由ケ丘/FROG GYM)は池田幸司(27=ReBORN経堂)と対戦。1ラウンド(R)で池田の左ストレートをまともにもらい、ダウン。2R以降は圧力をかけて前に出て左右のパンチを繰り出す。最終3Rも猛攻しながらも倒せず判定に。0―2で判定負け。連勝は12で止まった。

 金子は1月、千葉県内のジムで練習相手をケガさせたとして傷害容疑で書類送検されていたが、3月末に不起訴となった。今回は「反省っすね。不起訴とはいえ、いろいろ騒がせたので。反省襟足です」とよく分からない新型の髪型でリングイン。しかし、油断があったのか、いきなりのダウンで不覚を取った。「相手がしっかりやってきたなと思う。動きの硬さ?それはあるかと思う」と残念そう。ダウンについても「片足でもらって耐えられなかった。その後にもらわないようにした。後は無我夢中で客観的に見れなかった」と挽回に必死だった。

 今回は私生活でのゴタゴタもあったが「調整がうまくいかない?そんなつもりはないが、ミスがあったから」と動揺もあったことを認めた。池田からダイレクトリマッチでベルトへの挑戦を表明に「それはもちろん。今回、ダイレクトリマッチは筋なのかなと思う」と王者として受けて立つ構えだ。

 一方の大番狂わせを起こした池田は「絶対王者に勝ててうれしい。やってやった。次はベルト懸けてやってもらわないと。ベルト巻くまでが目標だから。まだここから」と金子にタイトル戦を要求していた。

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