尚弥　ラスベガスへ国内練習打ち上げ　大橋会長も太鼓判「今日も最高の出来」

国内最終スパーを打ち上げた井上（大橋ジム提供）
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　世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（大橋）が22日、横浜市内の所属ジムで米ラスベガスでの防衛戦前のスパーリングを打ち上げた。

　日本フェザー級12位の高優一郎（横浜光）と6ラウンド手合わせし、カルデナス戦に向けた連日のスパーで国内での練習を終えた。自身のXで高の投稿をリポストし「最終までありがとう！！良い調整ができました！」と感謝のコメント。見守った所属ジムの大橋秀行会長も「日本での最後のスパーリング終わりました！今日も最高の出来でした」と仕上がりに太鼓判を押す圧巻の内容だった。

　練習後は後楽園ホールに駆けつけ、ジム主催興行をリングサイドで観戦。幼なじみの山口のTKO勝利も見届け「調子に乗っちゃだめだよ！帰ったら練習だよ！」と厳しいエールを残し、笑顔で会場を後にした。近日中に渡米予定で現地では弟で前WBA世界バンタム級王者・拓真や、いとこの浩樹とマススパーで最終仕上げに入る。（伊東　慶久）