【ボクシング】日本フライ級1位・山内涼太 6回TKOで3戦連続KO勝利 農大先輩・井岡の助言生かした
プロボクシング51・9キロ契約8回戦 山内 涼太《6回1分45秒TKO》神崎 靖浩 ( 2024年6月7日 後楽園ホール )

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日本フライ級1位・山内涼太(29=角海老宝石)がスーパーフライ級5位・神崎靖浩(23=倉敷守安)を6回TKOで下し再起3連勝を飾った。
1回に2度のダウンを奪うと、5回には右ストレートからの連打で3度目のダウン。6回にコーナーで左右の連打を浴びせレフェリーストップを呼び込んだ。3戦連続KO勝利に「練習してきたパンチが出せた。応援が力になりました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
元WBOアジア・パシフィック同級王者の山内は、22年4月、当時WBO世界同級王者の中谷潤人(26=M・T)に世界初挑戦し8回TKO負け。昨年4月には日本同級王座決定戦で永田丈晶(協栄)に判定負けし対日本人は連敗中だった。この日、対戦した神崎は一階級上のスーパーフライ級を主戦場とする選手。「相手は強いと聞いていた。タイプ的にもいなされる可能性もあった。プレッシャーは凄かった」ことを明かす。
そんな重圧から解放したのが東農大の先輩で、現WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)からの助言だった。試合前に一度スパーリングをする機会があり、試合中のメンタル面の保ち方を熱弁された。「考え方が変わった。自分の中でいいきっかけになった」。多くは語らなかったが、大先輩の助言を胸に、この日はパンチ被弾後も打ち返すことを徹底。「もらいっぱなしだった」課題を克服し、相手に主導権を渡さず「少しは成長できたかな」と笑みを広げた。
今後の世界再挑戦を見据え、「今の立場では生意気言えないので。会長とトレーナーと要相談です」と世界ランキング返り咲きを掲げた。
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