ボクシング亀田和毅 IBF世界フェザー級王者ロペスには「ボディー攻めで…」 自身は31日に背水の再戦

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プロボクシング元世界2階級制覇王者の亀田和毅(32=TMK)が4日までに更新されたABEMAボクシングCH公式YouTubeに出演し、31日に開催されるボクシングイベント「3150FIGHT vol.8&PRIZE FIGHTER」へ改めて意気込みを示した。この興行で和毅はIBF世界フェザー級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)と同級12回戦で再戦する。この試合で「負けたら引退」と公言している。
出演した企画は、2日に米ニューヨーク州ベローナで開催されたIBF世界フェザー級タイトルマッチ、王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)が同級1位の挑戦者・阿部麗也(KG大和)を8回TKOで退けた試合を、和毅が観戦するというもの。「見とかなアカン。今回(31日のドラミニ戦で)勝ったら、次はそこのチャンピオンを狙いにいかないと」。前のめりの姿勢で臨んだ。
両腕を下げ、どんどん大振りしてくる王者のスタイルに「めっちゃ(パンチを)振るやん。メチャクチャやな」と驚いた。2回に王者の左フックを食らった阿部が右目付近を腫らすと、自身の経験をもとに状況を解説。勢いづいて大振りを続ける王者の戦いぶりに「(阿部は)逆にチャンスやけどなあ。(ロペスが)フルで打ってくるから(カウンターで)当たればボーンと倒れる」と指摘した。さらに「(阿部は)パンチ出したら当たってる」と挑戦者を応援していた。
結局、8回TKOで防衛した王者ロペスについて「俺はスタイルを変えたから。1ラウンドから前にいく、ボディーを攻める。(相手が振ってきたところへ)ボディーを入れたら相手は手を出せなくなる」と攻略法を示した。亀田3兄弟の父・史郎トレーナーとコンビ結成して臨む、自身の試合について「気合入ります。(史郎氏の指導で)体も強くなったし、絶対KOできますよ」と自信満々に語った。