【ボクシング世界戦】史上最速プロ21戦目での世界4階級制覇へ田中恒成、心身「準備ができている」

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24日に東京・両国国技館で行われるプロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で同級2位クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)と対戦する元同級1位の田中恒成(28=畑中)が22日、東京ドームホテルででの会見に出席。「フィジカル面でもメンタル面でも世界4階級王者になる準備が今できている。激しい試合にはなるが、そこに臨む準備はできています」と自身満々に胸を張った。会見後のツーショット撮影では右手の4本の指を立てながら「4階級制覇」をアピールした。
2015年5月、田中は日本人最速5戦目でWBO世界ミニマム級王座を奪取。翌年大みそかにWBO世界ライトフライ級王座、2018年9月にWBO世界フライ級王座を奪取し、無敗のまま3階級制覇を果たした。しかし20年大みそかの井岡一翔戦でプロ初の黒星。初の挫折を味わったが、再起戦から4連勝し、3年ぶりとなる世界戦で再度4階級制覇の夢を追う。畑中会長も「自信度は100パーセントです。3年ぶりの世界戦ですけど、(初挑戦の相手より)世界戦でのキャリアがちがうのではないでしょうか」と期待十分に話した。
対峙(たいじ)するのは「ロッキー」の異名を持つ勇猛果敢なバガセグア。映像などで相手対策も十分に行う一方で「(相手は)初の世界戦で、この試合にかけてくるものは強い。映像だけの彼と試合をしないこと、試合当日の彼と試合することを意識してやってきました」と慢心はない。
プロ21戦目で世界4階級制覇を果たせば、元世界6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)の24戦目を抜く最速記録となる。「ファンに再び王者になる姿を見せる。どんな状況でもこの気持ちを忘れない」と意欲を示した。
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