重岡優大　王座統一へ燃える赤髪！約25秒のにらみ合い「しっかりぶっ倒したい」

WBC世界ミニマム級王座統一戦   正規王者　パンヤ・プラダブシー《12回戦》暫定王者　重岡優大 （ 2023年10月7日    大田区総合体育館 ）

にらみ合うパンヤ・プラダブスリ（左）と重岡優（撮影・藤山　由理）
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　ダブル世界戦の公式計量と会見が6日、都内のホテルで行われ、重岡兄弟の兄・優大と弟・銀次朗はともにリミットの47・6キロで一発クリアした。ともに正規王者奪取を誓い、勝って階級最強を証明する覚悟を口にした。

　髪を赤く染めて登場した重岡優は闘争本能むき出しだった。4月に予定されていたパンヤとの統一戦は、直前に正規王者のインフルエンザ感染で中止に。ようやく実現する一戦を前に、フェースオフでは約25秒のにらみ合い。「さらに緊張感も上がってきた。明日（7日）スイッチを入れ直してしっかりぶっ倒したい」と気合十分だ。

　4月の暫定王座決定戦では「世界戦のイメージはなかった」と振り返るだけに「今回は正規王者相手なので初めて世界戦の気持ち」と高揚感を口にした。

　髪を染めたことについては「理由？特に意味はない。めっちゃ気分」とちゃめっ気たっぷりに話したが、正規王座奪取は目の前。「チャンピオンにふさわしい試合を見せる」と髪色のように燃え上がる思いを口にした。