赤井英和の息子・英五郎「強くなっている自分を見せたい」11・3ボクシング東日本新人王決勝戦へ

ポーズを決める赤井（左）とマッチョパパ
Photo By スポニチ

　プロボクシングの第80回東日本新人王トーナメント決勝戦（11月3日、後楽園ホール）の発表会見が28日、東京・後楽園飯店で開かれた。12階級の決勝に進出した24選手が意気込みなどを語った。

　「浪速のロッキー」こと元プロボクサーで俳優・赤井英和（64）の長男・英五郎（29＝帝拳）はマッチョパパ一基（協栄）と対戦。英五郎は「僕は強くなりたい一心でボクシングに取り組んでいる。次の試合でも強くなっている自分を見せたい」と力を込めた。

　赤井はここまで3勝2敗2KO。21年9月のデビュー戦となった東日本新人王同級4回戦では1回TKO負けを喫するも、今年7月の東日本新人王同級4回戦では1回TKO勝利でトーナメント初戦を突破。9月の準決勝では俳優の伊吹吾郎（77）を祖父に持つ伊吹遼平（27＝三迫）を3回2分11秒のTKOで下し決勝進出を決めた。

　新人王3度目の出場となる赤井は今回がラストチャンス。「決勝だという思いは特にない」ことを強調しつつ「毎回勝ちたい思いある。4回目はない。毎回、崖っぷちのつもりでいつも戦っている。そこをどう冷静に出せるか」をポイントに挙げた。

　昨年7月の2戦目で2回TKO勝ちしたマッチョパパと激突。「今までの相手より強い。自分のペースで焦らず、危機感を持ちながら戦いたい」と意気込んだ。

　試合当日はU－NEXTで生中継される。