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重岡銀次朗 負傷で8・11統一戦は延期 「万全な状態で試合ができない」

[ 2023年7月27日 16:11 ]

6月、IBF世界ミニマム級王座統一戦に臨むことを発表した重岡銀次朗(右)とファウンダーの亀田興毅氏
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 プロボクシングIBF世界ミニマム級暫定王者の重岡銀次朗(23=ワタナベ)が8月11日にエディオンアリーナ大阪で開催予定だった団体内王座統一戦が延期されることが27日、発表された。

 対戦相手の正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)側とはすでに延期で合意しており、統括団体のIBFにも了承を得ているという。

 重岡が所属するワタナベジムによると、2週間前から足のケガの症状が出始め、トレーナー陣と負傷状況を共有しながら試合に向けて練習していたが、医師の判断により先週末からジムワークをストップ。現在は安静にしているという。

 重岡は同ジムを通して「この度は自分のケガで延期となってしまい、とても申し訳なく思っています。今のケガの状況では万全な状態で試合ができないため、所属ジムとプロモーターと相談し、試合を延期とさせていただきました。一刻も早く、またリングに上がれるようにケガの回復に努めます」とコメントした。

 重岡は今年1月、バラダレスに挑戦も、偶然のバッティングで王者がめまいなどを訴えたことで無効試合に。8月の再戦へ意気込んでいたが、またも決着は先延ばしとなった。

 興行は予定通り行われ、順延の日程・場所については再度発表される。

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2023年7月27日のニュース