×

重岡銀次朗「俺に勝つ気で来いよ」8・11に因縁バラダレスと再戦 1月に無効試合

[ 2023年6月30日 13:51 ]

8月にIBF世界ミニマム級王座統一戦に挑む重岡銀次朗(右)とファウンダーの亀田興毅氏
Photo By スポニチ

 ボクシングの亀田プロモーションは30日、都内で会見を行い、8月11日に大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場で行われる「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」の開催会見を行った。

 IBF世界ミニマム級暫定王者・重岡銀次朗(23)は、因縁の同王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)との団体内王座統一戦が決まった。世界初挑戦だった今年1月の試合では3回のバッティングでバラダレスが頭部の痛みを訴えて無効試合に。待ち焦がれた再戦となった。

 重岡は「決着が付いていない試合で、再戦できるか分からなかった。バラダレスとしっかり白黒つけたい」と語り「チャンピオンは一人でいい。勝つ自信ももちろんある。正規チャンピオンになって、そこから世界が広がると思う」と抱負を口にした。

 バラダレスもオンラインで会見に参加し、亀田プロモーションファウンダー・亀田興毅氏が中継する形でインタビュー。

 バラダレスのコンディションは良く、男児も生まれたという。前回の試合での重岡の印象についてバラダレスは「大したことない」とし「何回やっても楽勝。余裕。(バッティングの)耳も痛くない。次は銀次朗の耳を破壊する。今回はやるべき試合。白黒はっきりつける。メキシコを代表して絶対に勝つ」とビッグマウスは止まらなかった。

 挑発の言葉に聞き入った銀次朗は「調子が良いなら良いこと。万全に準備して、しっかり勝つ気で挑んでほしい。俺に勝つ気で来いよと」と語り、静かに闘志を燃やしていた。

続きを表示

2023年6月30日のニュース