井上拓真　兄・尚弥返上のベルト再統一へ　ソリスを完封宣言

＜PRIME　VIDEO　PRESENTS　LIVE　BOXING4　記者会見＞質問に答える井上拓真（撮影・河野　光希）
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　8日開催のボクシングダブル世界戦に向けた記者会見が6日、都内のホテルで行われ、WBA世界バンタム級王座決定戦に挑む井上拓真（27＝大橋）が完封でのベルト奪取を宣言した。

　3年5カ月ぶりの世界王座復帰へ「約2年ぶりのバンタムでの試合。今までで一番コンディションも良く、試合がすごく楽しみ」と手応えを口にした。

　同席した対戦相手の元WBA世界スーパーフライ級王者のリボリオ・ソリス（41＝ベネズエラ）の印象について「ラフにくる感じもあるけど、（パンチを）もらわなければ意味はない。全てにおいて自分が勝っている」と自信。対するソリスは3月31日の公開練習の際と同様に、井上拓の印象を「普通のボクサーだ」と語り、「土曜日の試合ではっきりするだろう」と一蹴した。

　前4団体統一バンタム級王者の兄・尚弥（29＝大橋）が返上したベルトの再統一を目指す拓真は「目標である4団体統一に向けてまず一本目のベルト。何もさせずにしっかり完封して勝ちたい」と力強く語った。