デビューから4戦連続KO勝利の村田昴が米国から帰国「いい気分で帰国できた」

米国から帰国した村田昴（帝拳ジム提供）
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　プロボクシングでデビューから4連続KO勝利中のホープ村田昴（26＝帝拳）が29日、帰国した。3月25日に米カリフォルニア州フレズノで行われたスーパーバンタム級4回戦でホセ・ネグレテ（24＝米国）に1回1分47秒KO勝ち。21年6月に米ラスベガスでプロデビュー。海外2戦目となった今回の試合に備えて1月に渡米し、ラスベガスでトレーニングを重ねていた。次戦は6、7月頃に米国で6回戦か8回戦を予定している。

　村田のコメントは以下のとおり。

　「米国での試合でしっかり良い結果で勝てて、いい気分で帰ってくることができました。今回は1月から2カ月半ほどラスベガスに滞在してトレーニングを重ねていましたが、試合があるかもしれないという中で、特にホームシックのようなものを感じることなくトレーニングに集中することができました。

　試合前の減量も思っていたよりうまくいきました。相手選手は地元で知られた選手なのか、入場の際に結構声援があって、逆に自分の時はブーイングも聞こえましたが、聞こえない振りをしてリングに上がりました。今回が米国での試合2戦目とあって、周りも見えた分、初めは緊張もしましたが、リングに上がってしまえば全く問題ありませんでした。

　長い期間ラスベガスにいましたが、ボクシング以外のことも含めていろいろと新しいことを学ぶことができて、とても良い経験になりました。米国は全てが大きく、壮大でした。トレーナーの（ナジーム・ハメドやルイシト・エスピノサらと対戦経験のある元世界ランカー）オーギー・サンチェス氏は初めこそ少し言葉の壁のようなものも感じましたが、とても優しくて丁寧に教えてくれる上、少しずつ英語も聞き取れるようになってきたし、単語で返すこともできたり、とても良い経験になりました。

　試合前にはたくさん応援のメッセージももらって、減量中の力になったし、試合後も日本時間で朝だったにも関わらず、すぐに喜んでくれるファンも多く、とてもうれしかったです。応援いただきありがとうございました」