昨年の全日本ミニマム級新人王・石井武志が23秒KO劇 マスク着用ルール緩和後初の興行
プロボクシング49キロ契約6回戦 ( 2023年3月14日 東京・後楽園ホール )

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昨年のミニマム級全日本新人王で日本同級15位の石井武志(23=大橋)が、わずか23秒のKO劇でプロデビューから6連勝(5KO)を飾った。7勝7敗のジンナワット・リエンピス(19=タイ)を相手に左ボディーから強烈な右フックを顔面に叩き込んでダウンを奪うと、横倒しになった相手はエプロンまで転がり、レフェリーがすかさず試合を止めた。キックボクシングから転向した石井は、敢闘賞を受賞した昨年12月の全日本新人王決勝に続く1回KO勝ちとなった。
この日は新型コロナウイルス対策のマスク着用ルールが13日に緩和されてから初めてのボクシング興行。場内でのマスク着用が任意となる一方、声を出して応援する際は着用が求められたが、マスクをしないで観戦するファンは半分にも満たなかった。
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