×

赤穂亮がSNSで引退表明 現役最後のカシメロ戦は無効試合→KO負けに

[ 2023年2月24日 17:08 ]

引退を表明した赤穂亮
Photo By スポニチ

 プロボクシングの元東洋太平洋スーパーフライ級、元日本バンタム級王者の赤穂亮(36=横浜光)が24日、自身のSNSで現役引退を表明した。インスタグラムに「前回のカシメロ戦を最後に引退を決めました。2005年2月にデビューして約18年、44戦もできるなんて思いませんでした。それもたくさんの方の応援、支援があってのことです。本当に長い間支えてくださり、みなさまありがとうございました。詳しくは本日18時より自分のYouTubeのほうで話していますので、見てもらえたらうれしいです」とつづった。

 栃木県芳賀郡芳賀町出身の赤穂は05年2月プロデビュー。11年5月にプロ18戦目で東洋太平洋スーパーフライ級王座を獲得して3度の防衛に成功後、12年大みそかに佐藤洋太(協栄)の持つWBC世界同級王座に挑んだが、0―3で判定負けした。15年8月には敵地タイでWBO世界バンタム級王座決定戦に臨んだものの、プンルアン・ソーシンユー(タイ)に2回KO負け。再起後は13連勝を飾り、17年3月に日本バンタム級王座を獲得(防衛1)したが、その後は世界挑戦の機会が訪れなかった。

 現役最後の試合となったのは、昨年12月3日に韓国・仁川で行われた元WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との10回戦。2回にダウンを奪ったあとにカシメロの猛攻を浴び、さらに後頭部へパンチを受けて試合がストップ。続行不可能と判断され、ローカルルールにより無効試合と発表されたが、後頭部へのパンチではないダメージが続行不可能の原因として同21日に試合結果がKO負けに変更されていた。プロ通算44戦39勝(26KO)3敗2分け。

続きを表示

2023年2月24日のニュース