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前田日明氏 K―1プロデューサーだった谷川貞治氏とのお金エピソード明かす「どんぶり勘定すぎた」

[ 2023年1月8日 07:00 ]

元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏
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 元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(63)が8日までに更新された元K―1世界王者でタレントの魔裟斗のYouTubeチャンネルにゲスト出演。魔裟斗が現役時代にK―1プロデューサーだった谷川貞治氏について語る場面があった。

 魔裟斗から「僕の時代は誰の器がデカかったんですか?(石井)館長ですか?谷川さんですか?」と聞くと前田氏は「石井館長…谷川くんの力も良かったんじゃないかな」と答えた。

 さらに「谷川くんが格闘技通信の編集長という立場で石井さんの影を隠しながら色んな団体に声をかけて、引っ張れたというのがあったんじゃないかな」と説明した。魔裟斗は「お金の切り方も谷川さんは出す時はじゃないですか」と話すと、前田氏は所英男の例に挙げて谷川さんとのお金のエピソードを明かした。

 昔、所英男を発掘してきた前田氏。当時の修斗世界ライト級王者のアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラと対戦した所は延長戦で右バックハンドブローでTKOを飾り、一気に脚光を浴びるようになった。その当時のファイトマネーは100~150万円ぐらいだった。そこからホイス・グレイシー戦も含めて善戦する中で前田氏は所のギャラ交渉を考えていた。

 そして谷川に会った際に「谷川くん、所のギャラを400万円にしてあげてよ」と交渉すると谷川氏は「いいですよ」と即答した。

 そのエピソードを聞いた魔裟斗は「あの人は多分、計算しないですよね。大雑把ですよね。だからある意味面白いんだろうなと思いますけどね」と話すと前田氏は「どんぶり勘定すぎたよね」と返した。

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2023年1月8日のニュース