朝倉未来「顔面に一撃」　メイウェザー「鼻をナスに」　25日ゴング前に早くも舌戦！

メイウェザーと朝倉未来の緊張感ある約40秒のフェイスオフ（C）AbemaTV, Inc.
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　総合格闘技イベント「超（スーパー）RIZIN」「RIZIN.38」（25日、さいたまスーパーアリーナ）の記者会見が日本時間8月31日、米ハワイ州ホノルルで行われ、メインのエキシビションマッチで対戦するボクシング元世界5階級制覇のフロイド・メイウェザー（45＝米国）と朝倉未来（みくる、30＝トライフォース赤坂）が出席。フェースオフでは一触即発ムードで火花を散らした。

　にこやかだった表情が一変し、一気に緊張感が高まった。会見後のフェースオフ。約30センチの距離でにらみ合っていた2人がさらに接近すると、メイウェザーのボディーガードが朝倉を両手で突き飛ばす暴挙。それでも視線を外さない2人は再び接近。最終的にはメイウェザーが引き、乱闘は回避されたが、25日の激突を前に早くも戦闘モードに突入した。

　伏線はあった。メイウェザーはSNSなどで朝倉とやり合っている平本蓮を通訳として登壇させて何やら耳打ち。「お前は俺ぐらい稼いでから調子に乗れ、とメイウェザーさんが言っています」に始まり、「俺のパンチで未来の鼻はナスくらい膨れ上がる」「2人のパンチはジェット機とハエくらいスピードが違う」など平本を介して“口撃”し続けた。

　チャンネル登録者数270万人超を誇る人気ユーチューバーでもある朝倉は冒頭に「顔面に強烈な一撃を入れたい」とあいさつしたが、その後はメディアの質問が集中したメイウェザーの独演会状態にうんざり。最後にマイクを渡されると、「いつも話が長いんだけど、もう少しまとめることできないの？」と切り捨て、さらにオープンフィンガーグローブを提示し、応じないのは承知の上で「自信あるなら、それでやろう」と挑発し返した。

　会見後にはSNSに動画を投稿し、「Breaking　Downに呼んでボコボコにしてやろうかな」と突き飛ばしたボディーガードへの怒りをあらわにした。遺恨を残した注目の一戦。その結末は…。

　≪RIZINハワイ開催も≫会見ではRIZINをハワイで開催する構想が発表された。榊原信行CEOは「今日から準備に入る」とし、「ハワイで一番の格闘技イベントに育てていきたい」とコメント。開催時期については「夏ぐらい」とし、2日後には現地トライアウトを実施することも明かした。RIZINにとっては海外進出の第一歩でもあり、榊原CEOは「コロナで落ち込んだハワイの経済活性化にも一役買える」と意義を強調した。