所英男、11キロ減量で9年ぶりフライ級戦「サクッといきたい」

＜RIZIN37計量＞計量パスした所（左）と神龍（撮影・島崎忠彦）
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　総合格闘技イベント「RIZIN.37」（31日、さいたまスーパーアリーナ）の前日計量が30日、東京都内のホテルで行われ、出場30選手全員がクリアした。

　プロ68戦目に臨むベテラン所英男（44＝リバーサルジム武蔵小杉　所プラス）は約9年ぶりにフライ級（57キロ）での戦い。通常体重の68キロから11キロもの減量を強いられたが、56・70キロと300グラムの余裕を持たせて一発クリアした。

　今回は専門のトレーナーの指導も受け、大幅減量に成功。「体調は元気です。ドリンクを飲んで少しずつ力が湧いてきた気がします」笑顔を見せた。前日の出場選手インタビューでは計量後に一番食べたいものは「食パン」と明かしていたが、まずは参鶏湯（サムゲタン）などで胃を慣らしながら栄養補給。「食パンは明日の朝食で食べられたら。トーストして…トレーナーの許可が出たらバターも塗ってサクッといきたい」と話した。

　対戦相手の神龍誠（22＝神龍ワールドジム）は57キロジャストでクリア。現在7連勝と勢いに乗るDEEP王者に挑む所は「無事、第一関門は突破したけど、良い試合をしないと意味がない。ゼロになるか、100にできるか。しっかり気持ちをつくって試合に臨みたい」と気合を入れた。