村田諒太、笑顔でゴロフキンとグータッチ「素晴らしい試合をお届けする」

グータッチで健闘を誓い合うゴロフキン（左）と村田諒太
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　プロボクシングWBA・IBF世界ミドル級王座統一戦（9日、さいたまスーパーアリーナ）の記者会見が7日、東京都内で行われ、WBAスーパー王者・村田諒太（36＝帝拳）と、元3団体統一王者で現IBF王者のゲンナジー・ゴロフキン（39＝カザフスタン）が顔を合わせた。

　当初は昨年12月29日に開催予定だったが、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急拡大による水際対策として政府が外国人の新規入国を原則禁止としたため、ゴロフキン陣営の入国が難しく延期に。日本ボクシング史上最大規模のビッグマッチがようやく実現しようとしている。

　村田は「この場でゴロフキン選手と会えて、日本で試合ができるのは良い巡り合わせだと思っておる。ゴロフキン選手と、試合を設定して下さった関係者の方々に感謝している」と語り、「素晴らしい試合をお届けする」と約束した。

　4カ月延期されたこともプラスに変えた。「スパーリングですごく良い感じをつかめたし、本当にいい準備ができた」と手応え。本番まであと2日。「いろいろ感情は動くと思う。試合当日リングに立ち瞬間の感情は予測できない。その場の感情を自分で俯瞰（ふかん）して見られればいいなと思っている」と冷静に自分を見つめていた。

　フォトセッション後には笑顔でゴロフキンとグータッチ。健闘を誓いあった。