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“マイクロ・タイソン”石沢開、相模原市長を表敬訪問「次回は世界ベルトを持って」

[ 2022年3月8日 17:30 ]

相模原市の本村市長(右)から称賛の盾を贈られ、笑顔を見せる石沢開
Photo By スポニチ

 プロボクシング前日本ミニマム級王者の石沢開(25=M.T)が8日、相模原市役所を訪問し、本村賢太郎市長(51)に日本王座獲得と世界初挑戦を報告した。石沢は今年1月の日本王座決定戦で森且貴(大橋)に8回TKO勝ちしてタイトルを獲得。WBO世界5位にランクされており、4月22日には東京・後楽園ホールでWBO世界同級王者・谷口将隆(28=ワタナベ)への挑戦が決まっている。

 相模原市出身で現在も同市在住し、市内にあるM.Tジムに所属。日本王座は3月1日付で返上したが、4月9日に2度目の防衛戦を行うWBO世界フライ級王者・中谷潤人(24=M.T)に続くジム2人目の世界王者という新たな目標に向かって突き進んでいる。本村市長から「日本チャンピオンという目標をクリアしても常にチャレンジャーの気持ちで前へ前へと進んでほしい」と激励され、「称賛の楯」を贈られた石沢は「こんなに早く(世界戦の)チャンスが来るとは思っていなかった。次回は世界のベルトを持って訪問したい」と力強く宣言した。

 世界初挑戦を前に岡田隆志トレーナーの発案で石沢の愛称が「マイクロ・タイソン」に決まった。11戦10勝(9KO)1敗と、最軽量級のミニマム級では異例の高いKO率を誇るハードパンチャーは「倒して勝つのが僕のスタイル。自分より大きな相手をなぎ倒してきたマイク・タイソンのように自分も相手を倒して勝ち上がっていきたい」と“タイソン”の名に相応しい活躍を誓っていた。

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2022年3月8日のニュース