侍J・吉川 正二塁手獲りに闘志「結果を残して来年のWBCに」

[ 2025年3月5日 05:00 ]

握手をかわす吉川(左)とディディ・グレゴリウス(撮影・平嶋 理子)
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 侍ジャパンは4日、5日と6日のオランダとの強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」に向け、大阪・舞洲で練習を行った。井端監督は「1年後にWBCがある。いいパフォーマンスを見せてもらえれば」と競争に期待。特に二遊間の世代交代は、23年10月の就任から課題に掲げてきた。

 メジャー組に内野手はおらず、国内組の競争になる。正二塁手候補に挙がる巨人の吉川は「レギュラーシーズンでも結果を残して、来年のWBCに選んでいただけるようにアピールしたい」と力を込めた。

 28選手のうち20人が代表初選出で、二遊間では他に長岡、森敬、矢野らがいる。今回選出されなかった経験豊富な西武・源田や、井端ジャパン常連の広島・小園、オリックス・紅林らとの競争になっていく。長岡は「一番に名前が挙がるようにシーズンで頑張る」と言い、矢野は「持ち味は守備。アピールして監督に評価してもらえれば」と指揮官の目の前でアピールできる貴重な2試合に臨む。(神田 佑)

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