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マジョルカ浅野 同点弾演出で本拠サポから“称賛”も…数的不利響き1―2で惜敗

[ 2024年9月14日 23:03 ]

スペイン1部第5節   マジョルカ1―2ビジャレアル ( 2024年9月14日 )

マジョルカの浅野(ロイター)

 スペイン1部マジョルカの日本代表FW浅野拓磨(29)が14日、本拠ビジャレアル戦にスタメン出場。0―1とリードを許した後半12分に鋭いクロスからオウンゴールを誘発。同18分に途中交代となる際には本拠サポーターから大きな拍手が贈られた。しかし、試合は1―2と敗れた。

 今夏マジョルカに新加入したFW浅野は、昨年王者Rマドリードとの開幕戦でいきなりスタメン出場。1―1の後半27分に退く際は満員の地元観衆から拍手を浴び、アラサテ監督からは「タク(浅野)も非常にいいプレーだった」と上々のデビュー戦となった。

 第4節の敵地レガネス戦でも先発出場すると、クロスバー直撃のヘディングシュートを放つなど見せ場を作った。移籍後初得点はお預けとなったが後半27分までプレーし、チームの今季初勝利に貢献した。

 そして代表ウィーク明けとなるこのビジャレアル戦でもスタメン出場。前半14分にフリーランニングから味方のスルーパスを引き出し右サイドを突破。クロスは味方に合わなかったが果敢に攻撃を仕掛けた。

 後半からは左サイドに入ってプレーすると、1点を追いかける後半12分に大仕事。縦へドリブルを仕掛け、左足での鋭いクロスからオウンゴールを誘発。1―1の同点に追いついた。前半から走り回った浅野は同18分に途中交代となると、本拠サポーターからは大きな拍手が贈られた。

 しかし、試合は後半24分にDFラトが危険なプレーにより一発退場。数的不利な状況で奮闘するも同アディショナルタイム、FWアジョセ・ペレスにゴールを奪われ1―2と惜敗。勝ち点1を目前で逃すことになった。

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