【まるがめボート　SGオールスター】佐藤隆太郎　「一番いいと思う」相棒を味方に“4人目の快挙”へ

カメラの前で力強くガッツポーズを取る佐藤隆太郎
Photo By スポニチ

　ボートレースまるがめのSG「第52回ボートレースオールスター」は5日目9～11Rで準優勝戦が行われ、6月1日の最終日12Rで争われる優勝戦メンバーが出そろった。

　予選トップ通過の佐藤隆太郎が準優勝戦ラストの11Rも危なげなく逃げ切って、優勝戦の1号艇を獲得。3月30日のクラシック（若松）に続くSG制覇に王手をかけた。

　予選5走で回ってこなかった1号艇のセミファイナルを「足は抜群なので、不安なく行けた。夜だと回転を余している。明日（最終日）はバチッといけるようにしたい。合っていなくても良かったが、余地を残している」と冷静に振り返った佐藤は、前検日に抽選順ラストで引き当てたエース級の47号機について「エンジンは一番いいと思う」とキッパリ。

　コンマ24の6番手となったスタートは「慎重になった」と反省する一方「立ち遅れなければ伸び返して（先に）回れる足はある。足の裏付けがあるので、不安なく迎えられる」と決戦の時を心待ちにした。そして1号艇のファイナルに話が及ぶと「前回（若松クラシック）と同じです」と、SG初の優勝戦進出で優勝を遂げた2カ月前と同じく、あくまで平常心で挑む。

　ちなみに、これまでSG初Vから連続優勝を飾っているのは1961年の倉田栄一さん（全国地区対抗→ダービー）、74年の野中和夫さん（オールスター→メモリアル→ダービー）、91年の西田靖（グランドチャンピオン→メモリアル）の3人。最後も逃げて4人目の快挙となるか、注目だ。