【川口オート　G1開設記念グランプリ】佐藤励　驚きの試走3秒20　歴代最速タイ「間違いかと」

異次元のパワーで優出を決めた佐藤励
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　川口オートのG1「開設73周年記念グランプリレース」は8日、4日目が行われた。

　10R準決勝戦では佐藤励（25＝川口、35期）が試走で「3秒20」をマーク。02年に高橋貢（伊勢崎）が記録したオートレース歴代最速レコードに並ぶ数字を叩き出した。

　佐藤励は3周1角で先頭を奪い、黒川京介の追い上げを封じて1着。9日の優勝戦へと駒を進めた。上がり3秒325も自己最速だった。

　佐藤励は「3秒20は自分でも見たことがない数字。測り間違いじゃないかと思った」と自分でも驚いた様子。「スタートはムラだが、今日は良かった。壊さないように慎重に整備して優勝戦も頑張ります」

　佐藤励は悲願の地元グレードレース初制覇を目指す。