【ボートレース 女神にキュン】出穂和鼓 家族に支えられながら頑張る最年少17歳

[ 2025年2月27日 04:30 ]

笑顔がはじける現役最年少レーサーの出穂和鼓
Photo By スポニチ

 小学4年生の時にペアボートを体験。「乗った時の楽しさ、気持ちよさ、スピードなど全てにおいて魅力を感じた」ことで出穂(17=山口)はボートレーサーを志した。

 小学校時代に水泳、サッカーに励み、中学生の時にはウインドサーフィンで全国大会にも出場。特にウインドサーフィンの経験は「水面の上での体感だったり、風や波を読む力もついたと思います」と分析する。

 中学卒業後にボートレーサーを目指すことは「家族も『いいんじゃない』みたいな感じ。反対は一切なかったし、逆に応援してくれる感じでした」。大きな後押しを受け、2度目の受験でボートレーサー養成所に合格。憧れの門を叩いた。

 養成所は「最初は集団生活に緊張したけど、徐々に慣れていった。毎日ボートに乗れるっていうだけで楽しかった」と振り返る。

 昨年11月13日の徳山ボートでデビュー。夢の一歩を踏み出したが、現役最年少17歳ならではのもどかしさも。「移動ですね。親にレース場とか、最寄り駅まで送ってもらったりしている。早く自分で運転していけるようになりたい」。こればっかりは時間(年齢)が解決するのを待つしかない。これからも家族の大きな愛に包まれながら、日々成長していってもらいたい。

 ◇出穂 和鼓(いずほ・わこ)2007年(平19)12月29日生まれ、山口県出身の17歳。山口支部の135期生として、24年11月13日に徳山でデビュー。好きな食べ物は、自分で作ったハンバーグ。「料理は結構好きで、ハンバーグが一番得意です。家族にも『一番おいしい』と言われますよ」。1メートル65、血液型O。

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