【大井11R・アフター5スター賞】“52キロ”ジゼル初戴冠へ万全

[ 2024年9月11日 05:00 ]

　（12）ジゼルで勝負する。デビュー11連勝をマークした逸材で通算【12・0・1・1】。2度の敗戦も理由は明確だ。3走前はベストとは言えないコーナー4つの浦和1400メートル。4着だった前々走は休み明けに加えて、道中で不利を受けた。前走で12個目の白星をゲット。悪い流れを断ち切るとともに、大井コースに不安がないことを証明した。スピードがものをいうスプリント戦において、ライバルと最大5キロ差ある52キロは相当に有利な材料。重賞初制覇の準備は整った。

　昨年の当レースで僅差の3着に好走したマックスが怖い。転入後、6F3戦3勝のスワーヴシャルルが3番手。マイペースならエンテレケイアの粘り込みも。

　▼プリンスリターン（渡辺和師）ダートだとしまいが甘くなるところがある。脚元の状態は大丈夫だし、距離短縮でどんな競馬をしてくれるか。

　▼エンテレケイア（小久保師）変わらず状態はいい。右回りも問題ないので期待している。

　▼マックス（福永師）前走後も順調に調整できた。休み明けを叩いた上積みも感じるし、昨年以上のレースを期待している。

　▼スワーヴシャルル（藤田師）いい状態できている。相手が来るとまた頑張ってくれるし、勝負根性がある。地元1200メートルも合っているので好勝負を期待。

　▼カセノダンサー（渡辺和師）休み明けを1度使って体調は良くなっている。体はもう少し増えてほしいところだが、追い切りの動きは良かった。地元コースで変わり身が見たい。

　▼ブンロート（矢野師）状態に大きな変化はない。大井で結果が出ていないところがどうかだが、このメンバーでもやれるはず。

　▼ローウェル（藤田師）地元の走りは安定しているし、状態も申し分ない。この馬の競馬ができれば勝ち負けになる。

　▼ブラックストーム（佐宗師）前走は距離が長かった。ここを目標に仕上がりはいいし、地元の1200メートルなら楽しみ。前々の競馬で結果を出したい。

　▼ジゼル（山中師）前走後リフレッシュ放牧に出したがうまくいった。距離はいいと思うしスタートを決めて流れに乗れれば差はない。

　▼カラフルキューブ（荒山師）道中パタッと止まってしまうところがある。距離短縮で変化を期待する。

　大井競馬のスポニチ予想がコンビニ各社のプリントサービスで1枚200円で販売中（各開催日午前7時～午後9時）。鉄板レースや指数などの情報も。

　詳しくはhttps://www.e-printservice.net/content_detail/spopriへ。