【平塚競輪 G1オールスター 4日目】五輪戦士・小原佑太が1着「日に日に感覚が良くなっている」

[ 2024年8月16日 16:53 ]

シリーズ1勝目を挙げた小原佑太
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 大阪・関西万博協賛「第67回オールスター競輪」(優勝賞金6100万円)は16日、平塚競輪場で4日目を開催。3Rはパリ五輪から強行日程で参加している小原佑太(28=青森・115期)が単騎捲りを決めた。

 日の丸戦士がようやく本領を発揮した。小原が後方から単騎で弾丸捲り。世界で戦うスピードを見せつけ、2着に3車身差をつけた。小原は「気楽に自分の踏めるタイミングがあれば行こうと思っていた」と気負いなく挑み、結果を出した。

 パリから直接平塚へ。超強行日程で、どうしても万全とはいかなかった。「帰国して1走目だし、9カ月ぶりの競輪というのもあって1走目が悔やまれる…」と勝ち上がれず。それでも2走目は先行して3着に粘り、3走目は1着。「日に日に感覚は良くなっている。新車も鉄フレームの感覚としては1番いい」と態勢は整ってきた。

 勝ち上がれずとも、まだ終わっていない。「1走でも多く走りたい。9月に共同通信社杯があるので、そこに合わせたい」。日本のファンへ、感謝と成長を走りで示す。

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