【福岡・プレミアムGⅠレディースチャンピオン】エンジン相場混迷も記者推奨は26号機

担当記者推奨のエンジン評価表
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　2月末に現行機に切り替わり、使用開始から5カ月が経過したが、担当記者泣かせの状況が続いている。というのも中間整備を含めた部品交換の頻度があまりに多く、エンジン素性が目まぐるしく変わるからだ。前回使用者の時は、うんともすんとも言わなかった低調機が、中間整備で上位グループに劇的に生まれ変わることも珍しくない。担当記者ですら素性の把握が難しいので、舟券を買うファンはもっと難しいのではないか。

　勝率、2連対率と素性が乖離するエンジンも多く、数字はあまりアテにならない。確たるエース機不在の状況が続いていたが、近況の動きを見て26号機を看板機に推したい。4月のヴィーナス戦までは低調な動きが続いていたが、5月にギアケース交換の中間整備が入り、一変。服部幸男がさっそく優出を決めると、以後は高いレベルで安定している。

　中間整備が入っていないナチュラルなパワーなら24号機、31号機に注目。24号機は気温が上がってからの活躍が目覚ましく、作間章、吉島祥之、松井洪弥と3節連続で上位級の動きに仕上がっている。31号機に関しては早い段階で篠崎仁志が「エンジンがいい」と太鼓判を押してGW戦を制覇。レディースチャンピオンの前哨戦となった6月のオールレディース戦で深川麻奈美を地元初Vに導いた。

　他では14、18、21、43、48、71、73号機あたりが注目機。一方、推進力を支えるボートは2連対率51・9％の101号機がエースボート。手にすればワンランク上の動きを期待できるだろう。