【芦屋ボート8月1日開幕　G1全日本王座決定戦　先行予想】主役は芦屋周年4Vの峰竜太

芦屋は全国一得意にしている峰竜太

　ボートレース芦屋の「開設72周年記念G1全日本王座決定戦」は8月1日から6日まで開催。ボートレース界に13人しかいないゴールデンレーサーが大挙9人も参戦する（初日12Rのゴールデンレーサードリームに出場する瓜生正義、白井英治、石野貴之、峰竜太、毒島誠、篠崎元志＝艇番順＝と2日目12Rの全日本王座ドリームに出場する3号艇・菊地孝平と4号艇・馬場貴也、5号艇・茅原悠紀）。SGウイナーは25人で（上記9人のほか松井繁、辻栄蔵、徳増秀樹、池田浩二、中島孝平、森高一真、山口剛、岡崎恭裕、新田雄史、宮地元輝、篠崎仁志、深谷知博、磯部誠、椎名豊、羽野直也、定松勇樹）、G1の域を超えたハイレベルなバトルが期待できそうだ。

　大注目は峰。芦屋は19優出11Vで、そのうちG1が6V。自身G1初Vとなった2009年2月の九州地区選、64～66、68周年、そして今年2月に九州地区選を制している。「24場で1番得意」の芦屋で猛アピールは必至とみる。

　今年の好調度なら毒島の右に出る者はいない。3月の戸田クラシックでSG8度目のV。5月の多摩川オールスターでも優出した。先の津G2ボートレース甲子園を優勝し、今年の獲得賞金トップを快走。22年1月の69周年以来、2度目の当地周年制覇に狙いを定める。

　瓜生が福岡の大エースとして存在感を示したい。当地はG1で2Vを含む通算16V。水面攻略は手の内にあるはずだ。昨年5月の当地オールスターを制した石野も抜群の勝負強さを発揮か。白井、篠崎元も初日ドリームからエンジン全開だ。

　2日目の全日本王座ドリーム組では18年の当地SGチャレンジカップを制したゴールデンレーサー・馬場に注目したい。多摩川オールスター準V、6月の住之江68周年Vと今期はリズムアップ中だ。大村オーシャンCで9年7カ月ぶりのSG2勝目を飾った前回大会Vの茅原や今年上半期はG1で5優出2V、準V3回を誇る菊地の両ゴールデンレーサーからも目は離せない。池田、西山貴浩、羽野はドリームシードの利を生かす。

　ドリーム組以外ではオールスターでSG初Vを飾った定松、オールスター→尼崎グラチャンとSG連続優出中の宮地が魅せるか。